【映画・洋画】ザ・ボーイ人形少年の館の感想・評価｜ラストは思わぬ方向へ！人形に隠された秘密とは？ホラー映画｜ネタバレ

ラストまで、たっぷりと楽しめる映画『ザ・ボーイ人形少年の館』をご紹介していきます。

あらすじ｜ローレンコーハン主演のB級ホラー映画

グレタは、新しい生活が始まることに、意気揚々していましたが、そこで待っていたのは目を疑う光景でした。

老夫婦は、人形のブラームスを、まるで本当に生きているよかのように、息子として可愛がっていました。

もちろん、グレタはこの光景に驚愕し、不気味さを感じながらも、仕事だと割り切ることで、人形のベビーシッターになります。

恐怖の人形ブラームスの真相は？

人形ブラームスのベビーシッターをする上で、必ず守る必要がある10個のルールがありました。
その中でも、もっとも重要なルールは、『ブラームスを独りにしてはならない』というものです。

人形ブラームスをグレタに託し、老夫婦は久々の旅行へ出発します。
夫婦は、久々の旅行へ出発するはずですが、その表情は曇っていました。

10のルールと人形ブラームスを預かったグレタは、もちろん老夫婦の息子としてではなく、人形としてブラームスを扱います。

ルールを無視し過ごすグレタに、奇妙なことが起こり始めていきました。
グレタがこの家に到着して早々、いつのまにか無くなった靴が、ポツンと置かれていたんです。
それに留まらず、グレタをどんどん震え上がらせることが起きます。

グレタは次第に、ブラームスの中には何か別のモノがいるのかと感じるようになっていきます。

グレタはその後、人形ブラームスを老夫婦と同様に、人間の子どもとして接していきました。
そんな中、グレタの知るよしもない場所で、老夫婦は入水心中を果たしていたのです。

そこまで老夫婦を追い詰めた原因は、人形ブラームスにあります。

注目キャラクター｜傷ついた過去をもつグレタ

有名どころのドラマや映画に出演するほど、迫真の演技が期待できる女優です。
今回のザ・ボーイ人形少年の館でも、傷ついた女性に降りかかる、数々のトラブルに見舞われるシーンは迫真の演技でした。

そもそもグレタが、この田舎へ引っ越した理由は、離婚した元夫コールの度重なる暴力から逃げて来たからです。
グレタは結婚生活中に、夫の暴力に限界がきて離婚をしようとした矢先、妊娠が発覚したため夫に事実を告げました。

それを聞いたコールは、暴力を振るうことを辞めると、グレタに誓います。
しかし、夫は変わらず再び暴力を振るうようになり、それが原因で流産してしまい、夫を振り切るように離婚しました。

老夫婦にも、悲しい過去がありました。
老夫婦には、以前8歳の息子がいましたが、火事により亡くしています。
悲しみにくれた夫婦は、息子そっくりの人形を作り、我が子のように共に生活をしていました。

人形ブラームスを人間のように接していきますが、実はただの呪いの人形ではありませんでした。

DEFUGAMIの感想

グレタがブラームスのシッターを怠ると、ブラームスが何かに取り憑かれているように、いたずらを始めるのが、本当に怖かったです。
それに加えて、老夫婦がブラームスを生きている我が子として接する姿に、狂気に似た恐怖感も漂います。

最初は気味悪がっていたグレタも、中盤は寂しさを埋めるかのように、ブラームスに情をかけるようになってしまいます。

ストーリーは、B級映画のようですが、意外にシッカリと作られていました。

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