公開当時から、多くの女性たちに、働くことの厳しさや、私生活と両立する大変さに共感を与え、素晴らしいファッションに憧れを抱かせています。
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【作品概要】プラダを着た悪魔
公開 | 2006年 |
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監督 | デヴィッド・フランケル |
脚本 | アライン・ブロッシュ・マッケンナ |
衣装担当 | パトリシア・フィールド |
出演者 | メリル・ストリープ、アン・ハサウェイ、スタンリー・トゥッチ、他 |
製作国 | アメリカ |
上映時間 | 110分 |
ジャンル | ファッション(働く女性) |
働く女性が素敵!判定 | |
オシャレ判定 | |
総合評価 |
DEFUGAMIのチェックポイント
映画のファッションを担当したのは、世界中の女性たちのバイブルとなったドラマ『SATC(セックス・アンド・ザ・シティー)』の、ファッションを担当したパトリシア・フィールドが行なっています。
- 登場するそれぞれのシーンに合わせた、ファッションの数々。
- 編集長ミランダのオフィスは、洗練されたインテリアで統一されている。
- 主人公が、可哀想なぐらいダサいと評されるものの、ファッショニスタへと変化していく姿。
- 働く女性の苦労。仕事と私生活(恋人との生活)の両立は、苦労の連続。
- 仕事が上手くいけば、プライベートがなくなる悪循環に苦しむ姿に、同じ女性として共感する。
ファッション以外にも、仕事と私生活の両立をテーマにしている部分が、この作品に多くの人が、夢中になった理由でもあります。
プラダを着た悪魔はこんな人にオススメ
- ファッションが好き。
- ライフスタイルの憧れになる、ステキな映画と出会いたい。
- 仕事と私生活の両立をテーマにしている、映画が観たい。
- 女性だって、仕事を本気で取り組むためには、パートナーの協力と理解が必要不可欠な。
- オシャレな映画が観たい。
- アンハサウェイのファン。
- メリル・ストリープのファン。
特に1〜4は、どの女性にも該当する部分だと思います。
同じ女性として、本当に家庭と仕事と子育ての両立が難しい、ただ難しという言葉だけでも言い表せれない、この部分が年齢を重ねるごとにヒシヒシと感じます。
あらすじ|
アンドレアは、ジャーナリストになるため、就活を行っていましたが、書類が通ったのは車の雑誌か、一流ファッション雑誌『ランウェイ』だけでした。
主人公アンドレアを待ち受けたのはハイブランドで身を包んだ女性たち
そこでは、寝癖で野暮ったい服を着た、いかにもな自分とは、違う世界が広がっていました。
モデルの様な女性たちが、ピンヒールで颯爽と歩き、流行のハイブランドを着こなしています。
ランウェイの編集部とは、ファッションが好きな人なら、誰もが憧れる職場だったのです。
アンドレアの姿を見た女性たちは、『え?何しに来たの?』といった、バカにした視線を向けながら、部屋へ通されます。
そこでアンドレアを待っていたのは、鋭い視線と圧倒的な貫禄を持つ、ランウェイ編集長のミランダ・プリストリーでした。
しかし、アンドレアの面接でのスピーチに、興味をそそられて、アシスタントとして採用します。
アシスタントになったものの鬼編集長ミランダに大苦戦!
ファッション雑誌『ランウェイ』は、出版業界でも注目されているため、ミランダの元で1年働けば、どこの出版業界でも採用されると言われていました。
案の定アンドレアは、第2アシスタントとして働き始めますが、分からないことだらけです。
毎日必死に、ミランダの周りを、髪を振り乱しながら駆けずり回ります。
しかし、ミランダはアンドレアの名前さえ覚えてくれません。
ナイジェルは、泣いているアンドレアに『では辞めろ』と告げます。
一見、誰もが辛辣に感じる一言ですが、続いてナイジェルはアンドレアを諭し始めました。
- 努力していると言うが、君は努力をしていない。
- 一時しのぎで、この場所でしている姿勢が見える。
- ミランダの冷たさは、ただ仕事をしているだけだ。(不必要に笑顔を振り向いていないだけ)
- 誰もが憧れる仕事を、君は『させてください』ではなく、『やってあげている』姿勢ではないか。
- アンドレアは、ナイジェルに指摘されたこと一つ一つ考え、自分で状況をダメにしていることに、やっと気づきます。
そして、ナイジェルの協力のもと、アンドレアは外見から改めることにしました。
大変身したアンドレア!ですがピンチは続きます
真似したいスタイルが、たくさん出てくるのも楽しさのひとつです。
アンドレアの変わりように、入社からバカにしていた先輩たちも、口をあんぐり開けるほど驚きます。
それは、ミランダも同様でした。
下品に口は開けることはなかったものの、満足そうな表情を浮かべます。
しかし、アンドレアの外見が変わったからといって、ミランダは認めることはありません。
アンドレアは、あくまでもスタートラインに立っただけでした。
ミランダの要求の中でも、ハリーポッターの出版前の原稿を、ミランダの双子の娘のために入手するミッションは、さすがのアンドレアも万が一の場合を覚悟しますが、なんとか乗り越えることができました。
アンドレアは、休日も関係なく朝から深夜まで、常にミランダからの電話に対応する日々を送り続けます。
仕事とプライベートの両立に苦悩するアンドレア
アンドレアは、犠牲にすることを申し訳なく思う反面、一生懸命に仕事をするためには仕方ないと、なぜ理解してくれないのかジレンマに襲われていました。
また、アンドレアをはじめとする、ミランダたちのファッションや、オフィスのインテリアは、目を楽しませてくれますよ!
注目キャスト
さらに、仕事を自分なりに一生懸命するものの、上司に認めてもらえないと悩む姿に、共感しました。
アンドレア・サックス役|アン・ハサウェイ
入社当時は、一年間だけミランダの元で我慢すると、仕方が無しに仕事をこなしていましたが、ある時自分の傲慢さに気づきます。
そして、ファッション・ディレクターのナイジェルに協力してもらい、姿から自身の仕事への取り組む姿勢が、変化したことをアピールする場面は、『剛に入れば郷に従う』ではありませんが頷けました。
ミランダ・プリストリー役|メリル・ストリープ
誰もが恐れをなす、鬼編集長のミランダですが、仕事に対する姿勢を始め、がむしゃらに働きながらも、自身の身だしなみに注視する姿は、最高にクールでした。
そんな尊敬と恐れられるミランダを演じたのが、ハリウッドの大御所女優メリル・ストリープです。
若い頃から、数々のノミネートを受賞している、貫禄と実力を備えているメリルストリープは、年齢を重ねるごとに、その美しさの奥行きを深めています。
ミランダのモデルとなったVogue編集長アナ・ウィンター
たとえば、どんなに金額や時間をかけた特集でも、それを理由に雑誌に掲載するような妥協は、彼女の仕事にはありません。
また、不必要な愛想を振りまき、仕事を円滑に進めようとするのではなく、取捨選択を常に私情に流されず判断する、そんな真摯で自身の仕事に誇りを持って取り組む人物です。
シンプルなんですが、誰しもが簡単にできることでは、決してありませんよね。
DEFUGAMIの感想|
ミランダとアンドレアの2人は、立場は違えど同じ仕事を行う中で、『自分は何を大切に、していきたいのか?』を、アンドレアが自分なりの答えを見つけ、結果的にミランダとは大切なものが違いました。
ミランダは、自身が作る雑誌や流行に誇りを持ち、プライベートの全てを犠牲にしていますが、その価値があると言います。
彼女にとって『仕事=ランウェイ』が、人生の全てであり、自分が納得して行ってきた、かけがえのないものでした。
それぞれの女性たちが、選択していく働き方を、ファッションという厳しい世界の中で、伝えていくところが、この映画の面白味であります。
【2019.05版】この映画が視聴できる配信サービスは?
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