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あらすじ|【天は赤い河のほとり】は歴史ロマン溢れる漫画です!
ストーリーは、現代の日本に住む、ごく普通の女子中学生の鈴木夕梨(通称ユーリ)が、突如現れた謎の手によって、水溜りの中へ引き込まれるところから物語が始まります。
主人公ユーリが辿り着いた先は?
ユーリは、目のの前に広がる見たこともない景色や、街中での会話も聞いたことがない言語に、動揺を隠せず混乱状態に陥りました。
街中の人も、突如現れた見るからに異国の少女を不審に思い、ユーリの身柄を確保しようと追いかけます。
ユーリがタイムスリップした、紀元前14世紀のヒッタイト帝国は、王位継承争いの真っ只中でした。
第三皇子のカイルは、見た目も優れる上に才覚も優秀なため、王位継承の最有力候補として挙げられるている人物です。
第三皇子カイルと対立していたのは、国内で絶大な権力を誇る皇妃ナキアでした。
ナキアは、我が子の第六皇子ジュダを、王位継承とするため、第三皇子のカイルを陥れようとし2人は争っていました。
ナキアの目論見と外れ、カイル皇子はユーリが皇妃ナキアにより連れて来られたと知ると、自身の宮(住まい)に保護します。
生贄としてユーリを望む、皇妃ナキアによる攻撃をユーリとカイル皇子は受けますが、側近たちの協力と犠牲を伴いながら安全を確保します。
ユーリが元の世界へ戻るには、3つの条件がそろう必要がありました。
ユーリが元の世界に戻る3つの条件とは?
- 高位の神官による魔力によって、元の世界への入り口を作る。
- 暁の明星(イシュタル)が登る季節に、国内の泉が満ちる時期に儀式をする必要がある。
- ユーリがタイムスリップした時に着ていた服を揃える必要がある。
ユーリは、常に皇妃ナキアに狙われ続けるので、寝食共にカイル皇子の側で生活を続けていきます。
その生活の中で、現代人であるユーリの考え方や行動によって、次第にユーリの才覚を発揮させ、大きな戦功をあげ『戦いの女神イシュタル』と呼ばれるまでになりました。
カイル皇子とユーリの関係も、次第に近づいていき、お互いになくてはならない存在に変化していき、国民からも戦いの女神として愛されていきます。
ですが、ユーリは故郷の日本へ帰る身です。
DEFUGAMIの感想|藤原千絵先生の漫画は歴史が面白い!
藤原千絵先生の漫画の特徴は、描かれている時代背景や設定がリアルに感じ取れ、まるで歴史モノのドラマを見ているかのようです。
今作品『赤い河のほとり』の舞台となった、ヒッタイト帝国も実在しており、時代の流れや設定も細かく調査されています。
物語の中で、ヒッタイトがエジプトと接点があったことを、ストーリーの中にも記載されていましたが、事実エジプトとの関わりはありました。
文明の交わりや、それに関わる人々の考え方など、夢中で何度も読み返してしまうほど、おすすめの漫画です。
藤原千絵先生の漫画は〇〇の人にオススメ!
- 歴史的背景が、シッカリと描写されている漫画を好む。
- 歴史の中で、特に古代オリエントの世界に惹かれる。
- エジプトの古代史に、なぜかロマンを感じる。
- 世界史が好き。
- 人物設定が細かく、設定に甘さや緩さを、まったく感じさせない漫画が好き。
電子書籍でも読める『天は赤い河のほとり』
こんにちは!
私も天は赤い河のほとりが大好きです!
大好きすぎて、新婚旅行はトルコに行きました。
歴史も面白くて、かなり面白いですよね!!
私もいつかブログに書こうかな~なんて思っていましたが、でふがみさんのブログを見つけて嬉しくなりました^^
あんまりまわりでこの漫画知ってる人少ないので。
またブログにおじゃまします♪
〉よよよさん!コメントありがとうございます♪
新婚旅行にトルコ素敵ですねー。この漫画を他にも好きな方がいらっしゃった事がスッゴイ嬉しいです。
もう本当にロマンを感じますよね♪